こんにちは。
トイプードルのTarutoとRasukuの飼い主のmaayaです。
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先日、ブログでも書きましたが…
今日は私の「妊娠・出産」についてお話していきたいと思います。
流産を繰り返して悩んでいる方や、これから妊娠を考えている方へ…。
少しでも参考になれたら幸いです。
ブログにも書きましたが、私はあーくんが5回目の妊娠でした。
1回目は子宮外妊娠、2回目は自然流産、3回目も自然流産、4回目は化学流産でした。
(化学流産は、胎嚢確認前の流産なので、流産としてカウントしないと書いてあったり、そうでなかったり…。一応妊娠検査薬は陽性のラインが出たので、ここでは流産として書きます。)
1回目の子宮外妊娠は、右の卵管に妊娠(着床)してしまいました。
本来は子宮に着床するはずが、卵管に着床してしまったので、赤ちゃんを育てることはできません。
開腹手術で右の卵管と赤ちゃんを取り出しました。
なので、私には右の卵管がありません。
原因は不明。
「たまたまなったとしか言いようがない…」と先生に言われました。
私は言葉通り受け取りました。
「たまたまなっただけなんだ!次は絶対大丈夫!」
自分でもびっくりするほど前向きでした。
2回目の妊娠は、ちゃんと子宮に着床してくれました。
初めて、エコーで胎嚢が見えた時は感動しました。
赤ちゃんが子宮にいる!!
今度こそ絶対大丈夫!!
そう思っていましたが、6週5日で出血があり、そのまま流れてしまいました。
「たまたま弱い卵(赤ちゃん側の問題)だっただけ!子宮外妊娠と流産は、全くの別物なので関係ない。」と、先生に言われました。
また、たまたま…か。
ショックでしたが、初期流産は誰にでも起こり得ること。
本当にたまたまなっただけ…。
自分に言い聞かせました。
3回目の妊娠も、子宮に着床してくれました。
エコーで胎嚢を確認しましたが、前回より小さい…。
悪い予感は的中し、6週で出血し、そのまま流れてしまいました。
前回とほぼ一緒の流れでした。
私はひどく落ち込みました。
「こんなにも続くものなの?!絶対おかしい!」
先生には、また「たまたま弱い卵だっただけ」と言われました。
本当に弱い卵だったの?!
いや、絶対たまたまじゃない!
これは何か原因があるはず。
「流産 連続」と調べると、「不育症」という言葉にヒットしました。
そして、名古屋にある【青木産婦人科クリニック】のホームページに辿り着きました。
不育症専門の病院です。
ここから自宅から通える…。
正直、私にはもう妊娠する気力はありませんでした。
流産をしたくないから、妊娠もしたくない!
また失うのが怖い!
でも、過去の流産の原因が知りたい!
不育症じゃないことを祈りたい!
ただその一心で、検査を受けることにしました。
そして、結果は【不育症】でした。
赤ちゃんに問題があったんじゃない。
私のせいだったんだ…。
流産の原因は、甲状腺ホルモンが低いことでした。
病名は、潜在性甲状腺機能低下症。
甲状腺ホルモンは、喉仏のあたりから出ているホルモンです。
そんなホルモンが、妊娠と関係あるの?!と驚きましたが、とても大事なホルモンなんだそうです。
ただ、日常生活に支障はなく(確かに、疲れやすいなどの自覚症状はなかった。)妊娠しなければ治療は必要ないけれど、妊娠を希望するなら治療が必要だと言われました。
治療と言っても、定期的に甲状腺ホルモンの数値を調べてもらって、薬を飲む…という感じです。
私は…、もう妊娠する気持ちにはなれなかったのですが、ありがたいことに妊娠しやすい方だという自覚はありました。
なので、妊娠には前向きになれなかったけれど、絶対絶対流産はしたくない!と思い…
万が一妊娠した時のために、薬は飲んでおこうと思いました。
そして、定期的に青木産婦人科クリニックに通い、甲状腺ホルモンの数値を診てもらい、薬を処方されました。
ちなみに、青木産婦人科クリニックは、不育症専門の病院なので、不妊治療はしていません。
【妊娠するための治療】ではなく、【流産を予防するための治療】なので、妊娠後から本格的な治療が始まります。
なので、妊娠することが前提の病院なのです。特殊ですよね。
私は、子宮外妊娠や流産を経験して、そもそも何で子どもがほしいのか…、毎日毎日考えました。
結婚して、妊娠して、出産することが当たり前だと思っていたけれど、本当に当たり前なのか。
妊娠は喜ばしいことだけど、私は妊娠したことによって、お腹を切り、右の卵管を取り、小さな命を失い、心にも体にも傷を負った。
そこまでして、妊娠する必要があるのか。
そこまでして妊娠することが、私にとって幸せなのか。
傷を負った妻を見て、夫は幸せ?
傷を負った子どもを見て、両親は幸せ?
いや、違う。
まずは私が元気になること。
笑顔でいること。
それが自分の幸せであり、みんなの幸せになるのではないか。
そして、私は自分の気持ちに正直になることにしました。
何がしたい?
何を楽しみたい?
どんなふうに過ごしたい?
「Taruちゃんとの生活を楽しみたい!
一人でも多くの人に、Taruちゃんのことを知ってもらいたい!
Taruちゃんの生きた証を残したい!」
そう思ったんです。
そして、2017年1月、YouTubeを始めることにしました。
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