まあやの暮らし

トイプードル2匹と、発達ゆっくりな息子との日常

実は問題犬だった過去と、飼い主として思うこと。

こんにちは。

トイプードルのTarutoとRasukuの飼い主のmaayaです。
www.youtube.com

 

 今回は、【Taruちゃんが問題犬だった頃の話】をしていきたいと思います。

 

この話をすると、きっと大半の方はびっくりすると思います。

今はだいぶ育てやすくなったので、YouTubeの動画では「可愛い!」「癒される!」という嬉しいコメントをいただきます♪

ありがとうございます😊

でも・・・。昔は本当に育てにくいわんこだったのです・・。

 

 

 

 

☆実家で暮らしていた頃☆

Taruちゃんは、私が社会人1年目の時にお迎えしました。

その頃実家暮らしで、祖父・祖母・父・母・私・弟の6人家族。

私のわんことしてお迎えしたので、私の部屋にケージを置いて、そこで過ごすことが多かったのですが、平日は15時間以上家を空けていたので、全てのお世話をすることが不可能でした。

なので、家族全員で育てたようなものでした。

■病院&トリミングに連れて行く→母

■ごはん→祖母

■散歩→祖父・祖母

のような役割分担が自然とできていて、私が家にいない時は、家族みんなでTaruちゃんのことをお世話していました。

 

もちろん、私が家にいる時はお世話していたのですが、何せ家にいなかったので・・、どうすることもできず・・。泣

家族の協力があったからこそ、私はTaruちゃんを飼うことができていたのです。

とても感謝しています。

 

でも、【問題犬Taruto】を作り上げたのも、私の家族なんですけどね(;^ω^)

 

☆8ケ月頃から変化が・・☆

詳しいことはあまり覚えていないのですが、一番始めにTaruちゃんに噛まれたのは祖母でした。

私が仕事から帰ると・・

母「ねぇ!!今日ばあちゃんが噛まれたんだよ!?」

私「え!?うそ!?ていうか、Taruちゃんって噛むの?」

という会話をしたことは覚えています。

私には一度も噛んだことがなかったので、【祖母を噛んだ】と言われた時は衝撃的でした。

理由はハッキリ覚えていないのですが、「え?そんなことで噛んだの?」という内容だったと思います。

そして、この事件をきっかけに、頻繁に噛むようになってしまったのです。

☆Taruちゃん1歳ぐらいの写真☆

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☆完全に見下されていた祖母☆

祖母は、Taruちゃんのことをとても可愛がっていたのですが、Taruちゃんは完全に見下していました。

祖母がトイレシートを替えようと、ケージの中に手を入れると、噛む

抱っこしようとすると、噛む!

ケージの中に入れようとすると、噛む!

とにかく、何かされれば噛んでいました。

ただ、散歩&ごはんの時は、甘えていたんですけどね・・(;´∀`)使い分けていたようです。

 

毎日のように噛まれていた祖母は、どんな反応をしていたかと言いますと・・

「痛い!」と言って、手を引っ込め、特に怒りもせず、怖がりもせず、何もしていませんでした。

「痛い!」と言うのみ・・。

「ガツンと怒った方がいいんじゃない?」と提案してこともあったのですが「んー。まぁいいや。」という感じで怒る気ゼロでした・・(^^;)

 

祖母は、噛まれることに対して、何とも思っていなかったのです。(タフすぎる・・。血が流れているのに・・。)

躾ける気も、もちろんありませんでした。

それでも、Taruちゃんのことは、とても可愛がっていました。

あんなに噛まれて痛い思いをしても、「今日はTaruちゃんのために、かぼちゃを買ってきたよー!」とか「今日は寒かったから、Taruちゃんに毛布出しておいたよー!」とか、とにかく積極的にお世話してくれていたのです。

積極的にお世話するから、また噛まれるんですけどね・・(;´∀`)

その繰り返しでした(^^;)

 

 

☆エスカレートするTaruto☆

祖母を噛むようになってから、気に入らないことがあると、家族に対して歯向かうようになりました。

「うーーー!」と唸るのは日常茶飯事。

一応、私のことは「主」という認識があり、言うことを聞いてくれていましたが、私以外の家族(特に祖父・祖母・母)には、唸ったり噛んだり好き放題でした。

私以外、Taruちゃんをコントロールすることができなかったのです。

 

問題犬だった、当時の映像↓

youtu.be

 

☆問題犬になってしまった原因☆

これは、私の推測ですが・・

■家族の人数が多すぎて、しつけが統一できなかった。

■躾け方が分からず、甘かった。(特に祖父・祖母・母)

ことが原因だったのかな・・と思います。

 

私が家にいないこともストレスだったのかもしれません。

 原因は一つではないと思いますが、私たち家族の認識の甘さから、主従関係が崩れ、【問題犬Taruto】が生まれてしまったのだと思います。

ただ、当時はTaruちゃんの性格の問題だと思っていました。

何故なら祖父・祖母・母も、犬を飼っていた経験があり、先住犬たちは1度も噛んだことがなかったからです。

でも、今のTaruちゃんを見れば一目瞭然。やはり、私たち家族が原因を作っていたのだと思います。

☆2年間離れ離れに・・☆

2013年、私は夫と結婚しました。

☆ハワイに行く前日に撮った写真☆

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離れ離れで暮らすことは、とても悲しかったですが、私は仕事を続けたままだったので、Taruちゃんを引き取ることはできませんでした。

「あの時は可哀想なことをしてしまったね。」と、未だに夫と話すことがあります。

本当に、申し訳ないことをしました。

ただ、その頃の私は仕事に追われていて、精神的にも肉体的にも余裕がなく、イライラしたり、モノに当たったり、突然泣けてきたり・・、忙しすぎて情緒不安定になっていました。

地獄の2年だったのです・・。

 

 

☆遂にTarutoを引き取る☆

地獄のような2年間を経て、私は退職届を出しました。

そこで、「雇用形態を変えて働くのはどう?」と提案され、12〜15時間勤務から7時間勤務に変わったのです。

勤務時間が半分以上減ったので、精神的にも余裕が出てきて、Taruちゃんを引き取ることになりました。

(そして、インテリアにもハマっていきました。)

 

今度こそ本気でTaruちゃんと向き合うことを決心し

■Taruちゃんと触れ合う時間を作る

■なるべくフリーで過ごすようにする

■しつけは統一する

この二点を心がけて、Taruちゃんと接するようにしました。

 

住み始めた当初は、リビングのゴミ箱を動かしただけで噛まれたり、口元をぎゅっと握っただけで歯向かって来たり、ベッドから動かそうとしたら瞼を噛まれたり、しばらく問題犬Tarutoのままでしたが、ここで怯んだら私の負けだ・・と思い、堂々と振る舞うようにしました。

叱る時は叱る、褒める時は褒める、を徹底し、私が主なのよオーラをプンプンに出していきました。笑

そして、気付いた頃にはTaruちゃんは生まれ変わっていたのです。

 

☆生まれ変わったTarutoを見て・・☆

生まれ変わったTaruちゃんを見て、私の家族はびっくりしていました。

躾や環境で、こうも変わるものなのだと・・。

元々Taruちゃんはプライドが高いので、育てにくいタイプなのかもしれません。

でも、躾や環境のストレスから、Taruちゃんのような問題犬が生まれてしまうのだな・・と身をもって経験し、過去の自分を反省しました。

 

☆まとめ☆

わんこは、人間と共存しなければ生きていけないので、人間側の事情で、わんこを振り回してしまうことは仕方のないことだと思います。

でも、少しでも愛犬との時間を大切にしてほしいな・・と思います。

YouTubeで、「Taruちゃんの動画を見て、愛犬に○○してあげようと思いました!」「もっと大切にしてあげようと思いました!」というコメントをいただくことがありますが、実はこういうコメントが1番嬉しかったりします。

Taruちゃんの動画がきっかけで、視聴者さんのわんちゃんたちがハッピーになれたら・・そんな幸せなことはありませんよね😊

わんちゃんたちにとって、人間(飼い主)が全てなので・・。

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「生まれ持った性格だから仕方ない。」と片付けた方が楽ですよね。

でも、何か原因があるはず…と考えて、向き合ってみると、意外な答えが見つかるかもしれません。

 

 

今日も明日も明後日も・・、ハッピーな毎日が過ごせますように☆

 

 

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